ダイフルカンは本来カンジダ膣炎の薬

ダイフルカンとは、アメリカのファイザー社にて製造されている抗真菌薬のひとつです。日本ではカンジダ膣炎などの薬として、医師から処方されることがあります。
前述の通り、本来の用途はカンジダ膣炎などの、真菌感染によって引き起こされる症状を改善する薬として認可を受けているのです。また、体内に発生した真菌を殺菌する効果があるため、カンジダ膣炎以外にも、真菌血症や尿路真菌症などの治療にも用いられることがあります。
さて、抗真菌薬であるダイフルカンが、一体どのような理由で注目を浴びたのか? それは、女性がダイフルカンを服用することによって得られる、副作用に理由があります。
ダイフルカンの主成分であるフルコナゾールには、副作用として膣分泌液の分泌を促す効果があることが分かっています。つまり、媚薬と同様の効果をもたらすのです。この副作用に着目をして「女性用バイアグラ」などと謳われてて秘かに注目を浴びることとなりました。かつて一世を風靡したバイアグラが開発されるよりも前に、このような効果がもたらされるということが知られ、アメリカなどでは類似品やインド製のジェネリック薬も多く出回っています。実際のところアメリカでも、規定の関係上「女性用バイアグラ」としての販売はしていません。けれど、性生活を連想させるような広告とともに掲載されているなど、本来の抗真菌薬ではなくバイアグラのイメージが強いのです。
ただし、日本でのダイフルカンは医師の処方箋が必要な薬剤です。ダイフルカンには同時に服用すると副作用を引き起こす種類の薬剤がいくつか存在するため、自己判断での服用は大変危険です。日本では、処方箋なしに入手することが出来ないこともあってか、市場で見ることはまずありません。ですが、インターネットなどを利用した個人輸入などで入手しているケースもあり、いわゆる媚薬としての効果を期待して購入している人もいるのが現実です。